AGA治療の最前線|ここまで進化した薄毛治療

最新のAGA治療について解説します。

ハミルトン・ノーウッド分類で自分がどの段階にいるかを知ること

実際に今の時代は、薄毛や抜け毛、ハゲている人など様々です。進行具合についても人それぞれで、その中で脱毛症の治療現場を中心に、進行度をはかる基準として使われる分類方法がハミルトン・ノーウッド分類となっています。

ハミルトン・ノーウッド分類は、AGAの進行度を分類したもので、最初にアメリカの医師ハミルトンが提唱して、同じく医師のノーウッドが改訂して完成したと言われています。この分類では、AGAを進行度によってI型からⅦ型までの7つとⅢ Vertex型、Ⅴa型の2つが追加されて計9つのステージで分けて考えています。

AGAのパターンは、生え際から進行するM型と頭頂部から進行するO型の2つに大きく分けられています。ハミルトンが額の生え際の先端、頭頂線の前方3センチを超えて後退した状態をAGAと定義付けて、後にノーウッドが3センチから2センチに修正しました。

ハミルトン・ノーウッド分類による9つのステージですが、Ⅰ型は、ごく初期の症状で髪の毛の生え際が少しM字状に後退し始めている状態で、通常は気付かない人が多い軽度なレベルとなっています。この時点で対策をすることにより、進行を止められる確率は高いと言えます。

Ⅱ型は、Ⅰ型が進行して剃りこみ部分より後退している状態で、多くの人が気付くレベルとなっていて、治療をすれば改善も目指す事が出来ます。Ⅱ Vertex型は、Ⅰ型が進行して剃りこみ部分がより後退している状態で、頭頂部がO型に薄くなっている状態で、治療をすることにより改善も出来ます。

Ⅲ型はⅡ型がさらに進行して、前頭部がしっかりとM字状態になって、髪のボリュームが少なくなっている状態です。Ⅲ Vertex型は、Ⅲ型と同時に頭頂部がO型に薄くなっている状態です。Ⅳ型は、Ⅲ型からさらに前頭部の後退が進行していると同時に、頭頂部がO型に薄くなってしまっている状態です。

Ⅴ型はⅣ型がさらに進行している状態で、前頭部の後退がいちだんと増して、すでにM字ではないほど薄毛になっていて、前頭部と頭頂部の脱毛が繋がりそうな段階の状態です。Ⅵ型は、Ⅴ型より薄毛が広がって、頭頂部の後退が後頭部まで達している状態でとなります。Ⅶ型はⅥ型が進行して側頭部の毛も減った、薄毛として一番進行した状態となっています。

実際に、薄毛になどになっていく状態を把握することも可能となっていますし、自分の状態を知ることにより、どのようなケアを行っていくか予防や対策にはどのようなことが有効なのかなど知ることも出来ますので、自分が今、何型に分類されるのかを確認してみるようにしましょう。